(最近の話題から5)川内原発と放射線と園児たち
公開日: 2015-08-12

幼児期の子どもは大人に比べ放射線への抵抗性が低いことが知られています。もし、その子どもたちの身の回りで福島並みの放射線・放射能事故が起きたとしたら、保育士や保護者はどうのように対処すればよいでしょうか。
11日のテレビの報道ステーションで、川内原発から11キロ圏内の保育園の園児の避難方法について議論していましたが、原則として保護者の引取りまで園舎内で保護しなければならないようです。
保護者が来れなかったらどうする?
保育園から避難用バスまでの2kmをどのような手段を使う?
など残された課題も多いようです。
伊佐市は川内原発から47kmの距離にありますので安全圏かと思っていましたが、7月のブログに書いたように、事故の程度と風向きによっては避難が必要な状況も出てくるかもしれません。
ところで放射線は、
11日のテレビの報道ステーションで、川内原発から11キロ圏内の保育園の園児の避難方法について議論していましたが、原則として保護者の引取りまで園舎内で保護しなければならないようです。
保護者が来れなかったらどうする?
保育園から避難用バスまでの2kmをどのような手段を使う?
など残された課題も多いようです。
伊佐市は川内原発から47kmの距離にありますので安全圏かと思っていましたが、7月のブログに書いたように、事故の程度と風向きによっては避難が必要な状況も出てくるかもしれません。
ところで放射線は、
- 人間の五感では感知できない。(見えない、臭わない、聞こえない、痛くない)
- 人体に障害を引き起こす。(急性障害、晩発性障害)
- 種類によって性質(物質透過力、寿命、被ばく影響)が大きく異なる。
このように放射線はやっかいな代物です。
我々にできることは、事故に関するできるだけ正確な情報をいち早く入手し、その情報から事故の重大性を正しく判定し、子どもたちを正しく(避難)行動させる、ことだけです。そのためには、我々が「放射線・放射能を正しく理解している」ことが前提条件になります。
ここでは、再稼働の是非云々ではなく、放射線を正しく理解するために放射線・放射能のイロハについて、保育士や園児の保護者の皆さんと一緒に勉強していきたいと思います。
もちろんその結果放射線事故への正しい判断がすぐできるようになる訳ではありませんが、放射線への不安は「知る」ことで解消できます。また世の中には故意に放射線不安を煽る人々がいるようです。このような人々に冷静に対応できるようにもなることでしょう。
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